今までワイヤー加工では難かしかった厚肉の細溝加工。研削で加工する事により、加工Ｒも最小限に抑える事が可能となります。
※コピー用紙一枚の厚さは 0.1ｍｍです。

細穴放電加工で加工できるほぼ最小径。
電極径30μmでの細穴放電加工。
電極は市販品は使いにくいため手作りです

実際に溝を仕上げたのは、φ0.03のワイヤー線を使用しましたが、　仕上げに入る前までの荒取りが重要です。溝には 7°のテーパーがあり、 ワイヤー線のテンションが掛かりにくくなる為 満足のいく寸法を出すのに苦労しました。

0.07mm幅の溝山を一体加工しています。（各溝１箇所ずつ） 溝のエッジがダレないように特別な液処理をしています。